蛮族の本懐

Ne quid nimisというモットーに抗うための試み。

書評

Trip to Hakodadi (3):沈思の二日目 前篇

前回のおさらい 函館朝市 きくよ食堂本店 桜が丘通の桜並木 満開 五稜郭公園 五稜郭タワー 展望台 特別史跡 五稜郭跡 ~榎本武揚 再考~ Appendix 関連記事 関連商品 前回のおさらい rasiel9713.hatenablog.com 本連載を最初から読みたい方はこちら。 函館朝…

原敬『でたらめ』を読む(4):原の大阪観(2)

前回のおさらい rasiel9713.hatenablog.com 少し間が空いてしまったが、引き続き原の大阪観を探っていく。前回は大阪に関する様々な記述を横断的に検討したが、今回は「客の代人」という何とも不思議なトピックを扱う。この慣行が現在も大阪に残っているのか…

原敬『でたらめ』を読む(3):原の大阪観(1)

前回のおさらい rasiel9713.hatenablog.com 今回の記事では原敬の大阪観を探る。既に述べた通り、原は『でたらめ』を執筆しているとき、大阪毎日新聞の編集長の職位にあったが、あくまで彼は盛岡出身の「東人」であることには注意が必要だ。原の大阪観には余…

原敬『でたらめ』を読む(2):外国人との交際

前回のおさらい rasiel9713.hatenablog.com 今回の記事では、外国人との交際というトピックを取り上げる。内地雑居が始まろうとしていた時代に、原敬はどのようなことを考えていたのだろうか。

原敬『でたらめ』を読む(1):西欧近代との対峙

はじめに 去る3月26日、私は盛岡を訪れた。その詳細については以下のTogetterまとめを参照していただきたいが、今回話題にしたいのは、道中で立ち寄った原敬記念館で購入した『でたらめ』という書籍だ*1。 togetter.com 『でたらめ』は、盛岡出身の政治家で…